top of page
  • 石坂 暢琢

荒地が多様性を生む

山に面した建物際で長年放置された土地の整備でした

私たちはプライベートな庭からこのような公共の空間まで造園を行います。どんな荒地でも果敢に飛び込んでいくのが我々の仕事です!

日常、美しい庭園を造園し管理しているため、環境が荒地になっても私たちの綺麗な仕事をするという姿勢は変わりません。

作業後は1種類の樹木を除く全ての植物を刈り払いました。林業で言う下刈りですね。

当たり前のように行われてきた造園管理ですが、作業途中で生き物の美しい姿がたくさん見れました。

ミツバチがクサギの花を吸いに来ていたり、先駆種のハゼノキやウルシ、タラノキ、クサギなどが太陽に向かってグングンと伸びる姿は美しく、人が手を加えることに罪悪感を抱いたほどです。

先日のオープンハウスの記事で書かせて頂いたハゼノキですね。先駆種独特の大型の羽状複葉がカッコいいです。

広大な(日当たりの良い)土地があり、新たに造園計画を考え緑陰を作りたい場合なら、先駆種の種子を散布するというのも面白いですね。日当たりさえ良ければあっという間に人の背を超え数年後には住宅さえも超えていくでしょう。その頃になれば将来有望な種子(隠樹)が足元で芽を出し成長の機会を伺い森になることを待ち望んでいる、、そんな時間の流れと共に庭を理想型に近づける付き合い方も面白いですね。

季節の詩は庭や公園だけでなく林縁部の下刈りなどの仕事も引き受けます。お困りの畑や山がありましたら、是非ご相談ください。

アーカイブ
過去のブログはこちら
bottom of page