• 石坂 暢琢

公共の杜 苦楽園神社(スギは貴重な地域資源)前編

苦楽園神社のビフォーアフターについて紹介します!

苦楽園神社は越木岩神社の摂末社として苦楽園二番町に鎮座している、地域に根差した神社です。

標高160mの六甲山麓の住宅地に埋もれるような形であるのですが、苦楽園が開発され、温泉街として繁盛していた頃には地域の氏神様として祀られていたそうです。

(https://ameblo.jp/koshikiiwa-negi/entry-12279849563.html) 苦楽園神社について紹介されている越木岩神社様のブログです

苦楽園神社は付近まで来るとすぐに見つけることができます。なぜなら、大きな杉の群落がシンボルとなっているからです。かつてこの地には滝が流れていて、神社から下の池に流れていたそうです。

なぜこんな乾燥した住宅地にスギ??

と思っていましたが、おそらくこのスギが梢端枯れせずに健全に育っているのは、この地に滝があったように、地下には今もまだ水脈が流れており、生育に適した水分があるのだろうと考えます。

実際に現在もすぐ脇には川が流れていますし、また大阪湾から吹き上げる上昇気流の水蒸気が少しは潤しているのかと推測しています。。

確か、兵庫県道82号線(大沢西宮線)沿いの甲山高校向かい側で最近オープンしたコーヒー店にも梢端枯れしていない立派なスギがありましたね。。。

これからの時期、花粉云々ありますが個人的にスギは最も美しいと感じる樹木の一つです。

さて、本題の苦楽園神社のビフォーアフターですが、以前はこのように、ただ木が茂って、荒れている印象でした。地域の人々も鬱蒼としていて近づきにくかった存在ではないでしょうか。

確かに木々の茂りは神社空間として鎮守の杜とも見受けられます。

しかし、住宅地と共に発展していく鎮守の杜の姿は、正しく人の手を加え、近隣への関係を良好に保ちながら成長していく姿ではないでしょうか。

放任主義が必ずしも美しい景色につながるとは限りません。

それこそが剪定の意義です。

次回記事で剪定後の写真とスギの未来の姿について書きたいと思います。

#季節の詩#造園#西宮#苦楽園#苦楽園神社#六甲山#近代住宅地#阪神間 

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