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  • 石坂 拓司

11/23 あきんど祭り@高津宮

盛和塾 大阪 主催のあきんど祭りというイベントの空きブースに植木市を出店させていただきました!

かつてのこの地には創意工夫を凝らした店が多数あり、熊野詣でに行かれる方の通り道になって大いに賑わっていたようで、 その中でも「植木屋吉助」という西日本一の植木屋は物珍しい植物と奇想天外な魅せ方で、人々を楽しませ、高津宮の名物店だったそう。

このようなお話を 三島硝子建材株式会社 三島社長からお聞きし、 あきんど祭り 二年目にして、植木市をこの地で再び蘇らせよう!と この企画がスタートしました。

イベント自体は大賑わいでした! 植木市に来られた皆さんそれぞれ、お気に入りの植物と出会えたようで植物屋としてこれ以上ない幸せなひと時を過ごさせていただきました!

大きな植物で皆さんを驚かせてしまい申し訳ありません。来年もよろしくお願いいたします!!

正直、植木市の歴史には興味はない。

ただ、木の魅力、自然を手に取るように感じてもらいたかった。

植木 以前に 植物というのは

水生植物〜陸上し、シダ植物〜裸子植物〜被子植物へと進化し、ヒトや多くの生物が豊かに暮らせるこの環境を作り出した我々が最も感謝すべき存在のはずです。

しかし、地球上の歴史において、文明の時代に生まれた僕たちはあまりにも植物の役割を感じられなくなっているように思う。

今生きているこの環境を作り出したのは植物たちのおかげであると言っても過言ではないのに。

幸せな環境に生まれて、さらに命の奪い合いがない時代に僕らはなにをすればいいのかな。

いつも考えてしまう。

毎日毎日植物に触れるけど、植物には人を癒す力があると思うんですよね。

というよりも優しく包み込んでくれるのかな。

古植物学の本で読んだ一文。

「都市の喧騒、世の中の現実とのしがらみをしばらく忘れ、簡単に空想の世界に入り込んでしまうほど、木や森は私たちを静かに包んでくれる。

なぜなら、樹木が放つ荘厳な空気、発達した森林の醸し出すそこはかとない奥深さに個人が圧倒されてしまうからであろう。」

植物には人を癒す力がある。

植物の力を信じ、出店しました。

まだまだ僕らの宣伝不足、見せ方不足で、沢山の方に伝えられなかったが、これからも様々な場所で伝えていきたいし、 植物を人の心へ届けたい。

自分は庭という空間に固執していないし、それは「やま」でも「さと」でもいい。むしろまちの活動よりも、国土を守る「さと」や「やま」の活動のほうがダイレクトでわかりやすいかもしれない。

植物屋として、造園家(まだなれてない)として地球規模で生涯をかけて活動していきたいとおもいます。

あきんど祭り2018にかける想い を書き残しておきました!

ありがとうございました!

(株)季節の詩 石坂暢琢 @ 高津宮 (高津神社)

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