- 石坂 暢琢
甲陽園の庭
阪急甲陽線の心地よい走行音が聞こえる「#甲陽園」駅の近くの住宅庭園設計でイメージスケッチを描きました。
クライアントと社長の打ち合わせで、出来上がったアイディアを具現化するために数枚の絵を描きました。
一つは玄関先のスペース、

工事の際に地面から出てきた地元の本御影石と、
昔から庭に転がっていたと言われている本御影石の「石臼」を使用し地域の風景に色彩的にも馴染んだデザインとなっております。


奥の木は「オリーブ」で施主様が以前住まれていた住宅から二年がかりで掘り取りし、移植してきたものです。
現在はまだ仮植えです。

家を移り住まれてもまた作庭のご依頼をいただけて、さらに、愛着のある植物もどうしても持って行きたいという施主様のご要望は私たちにとっては大変嬉しいことです!
こちらがその立面図です。

移植のため、かなりきつく剪定した結果このような樹形になってしまったオリーブとレモンですが、この樹形を一つのオブジェ的な扱いをすることで、植栽の本数は少ないが、木一本一本が輝く空間になります。
しばらく更新できていませんでしたが、また西宮でのことや、日々の個人的な活動などアップしていきたいです。
石坂暢琢