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室内装飾について最終回

2018/04/11

いよいよグルパギリの室内装飾について最終回です。

極度の乾燥が予想されるライブハウスで展示するため、植物を乾燥させないために切り口や、根に水苔を巻いてから枝を運んできます。

 

シダレザクラ、フサザクラ、ヤマザクラ、シダレヤナギ、アブラチャン、など次々と運んできます。

これはフジの枝を天井全体に這わせているところです。 

 

生命力を感じられます!さすが野生のフジ(笑)

藤棚など、もうそろそろ見頃なのでは?

 

フジは山ではものすごく伸びます。藤棚にされている品種はノダフジという園芸品種で、山で見かけるのはフジというものです。

 

フジの巻きつきは強く、他の木の成長を妨げて絞め殺してしまうこともあるため、林業では有害植物として扱われる程生命力があるのです。

 

天井から力強く野生感を演出しています。

 

 

 

人工的な感じは少し残りますが、できるだけ自然に感じられるように植物を配置していきます。

六甲山でよく見かけるコバノミツバツツジ。ライブハウスの明かりに照らされるとこんな色に😳

右に見えるのがヤマザクラ、竹原(茶色い服)のとなりの植物はユキヤナギ(白い花)キソケイ(黄色い花)です。

 

今竹原がつけているものはフウランという植物がたくさん寄生した梅の枝です。

奥に見えるのがヒノキ、右の枝はシダレザクラです。

 

壁から顔を出しているのは手前から、ユキヤナギ、バイモ、アカマツ、スギ、ギョリュウなど。 

ユキヤナギは別として、

 

アカマツ、スギ、ギョリュウなどは六甲山や三田の山の林床でよく見かけるものたちで、山の未来を担う子供たちです。

 

林床では親の木が倒れると、この子達が競争し合い、淘汰され、やがてこの子達のどれかが山の樹冠を作っていきます。

 

命の循環です。 春に咲く花よりも僕はこの子達に強烈なメッセージを受けます。

 

来場された方がなにかを考えるきっかけになればいいなと思い、ここに命を咲かせました。

あっという間に時刻は16時(笑) 

 

気がつけば完成していました。こんなライブハウス初めてです!

春の命が咲き乱れるライブハウス。 

 

ピアニスト×指揮者×禅画×現代アート×禅僧×庭師

 

観客も作品の一部、空間全て、起こること全てが作品の一部という、始めて体験するものでした。

 

平出住職の作品で舞台を装飾させていただき、本当にありがとうございました。 

僕自身、植物の可能性など新しい発見もあり、たくさん学びがあったし、スタッフ一同このような経験で仕事の幅も広がりました。

 

 

 

またこのような機会があればどんどん新しいことにチャレンジしていきたいです。

 

 

石坂暢琢

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