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石坂 拓司

白砂青松の景

神戸市兵庫区五宮町の祥福禅寺に来ています この時期の祥福禅寺では主に松の剪定をしています

ここでの全体の空間は「白砂青松」という風景をイメージし、全体の景色を意識して剪定しています。 白砂青松とは日本人の原風景でもある、海辺の白い砂と青々とした松で構成される海岸風景のたとえのことです。関西では天橋立、東北では宮城の松島などが有名です。

この写真をご覧ください。

近くから見ると枝が少なく見えるのですが、遠くから見ると1・2枚目のように青々として全体に透け感があり、とても美しく凛とした空間になります。

祥福寺は全国で数少ない禅宗修行道場ですので寺の風格や修行道場の緊張感ある雰囲気を表現することが自分たちの仕事です。

歴史ある祥福寺の風景をこれからも守り続けていきたい。

まだまだ僕自身も職人として人間として未熟なので日々精進してまいります。

ご拝読ありがとうございました✨

豊かに時を刻む「家族と育つ庭」を 庭のソムリエ 季節の詩 https://www.kisetsunouta.co.jp

石坂暢琢 20歳

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