• 石坂 暢琢

メンテナンス的な石積み



 六甲山麓の代表的住宅地 目神山にて石仕事でした。一連の流れをご紹介します。



まずは採石場から石積みに使える石だけ選別していきます。


採石場の石は目神山の石ではありませんが、同じ六甲山系の石は六甲山麓地域によく馴染みます。阪神間モダニズム時代の六甲山麓の街並みが美しい理由として地場石材を利用している点が挙げられますが、現在その地場石材を住宅に使用する方は少ないようで、


もっと本御影石を使おう!と、私が所属しているNPO法人 石の銀行阪神間 でも地場石材の利用を推奨しています。



今回の石積みの目的は30年以上堆積した土への対処で、言わばメンテナンス的な石積みでした。




土は減るものだとまちでは考えられますが、それは毎シーズン落ち葉を丁寧に一枚残らず掃除しているからであって、こちらの山荘のような林の足元では土は増えていくんですね。 自らの枝葉で土壌を肥沃にする植物は賢い生き物ですね。


経過写真です。








土を留め、重厚な存在感を醸す石積みは、時間経過とともにこの場に馴染んでいくと思います。これからも山麓地域では本御影石を使っていきたいです。



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